今年4月にオープンした人工海浜を見て来ました、前からちょっと気になっていた所です 大井埠頭の埋立地の一番南端の羽田空港よりの所で運河内ではなく、湾内に向いた場所 で約400m程の砂浜です。ちなみに昔はテトラポットが置かれていた場所です
何故かコウロエンカワヒバリガイが無い、採集し忘れたのか又確認します。
全ての種類を採ったと思ったが?
今回、棲息しているのではないかと見られるホンビノスガイ、カガミガイ、クレハガイ
は確認出来ませんでしたが又行って見たいと思います。
家から自転車で約10Kmの距離です。
城南島には、未だ建物が全くない時に良く釣りに行きました、もちろん東京都野鳥
公園も有りません。 建物が多くなってびっくりしました。近道をと思って行った ら少し迷子になってしまいました。 釣りの帰りには良く城南大橋の上から日没を 見ました。当時は城南大橋の下は全て砂浜でした、現在とは全く違っていました、 その頃もアサリが多く取れていた情報を聞いています。
◎ 2002年9月1日
再び 海浜公園へコウロエンカワヒバリガイを確認しに行って来ました。
やはり、未だコウロエンカワヒバリガイは打ち上がってはいませんでした。
いずれも潮の上がっている時ですので、両端の護岸の石に付着の確認は出来てい
ません。
ただ、石を見た限りではフジツボとマガキ、タマキビのみでした。
暑いので遊泳禁止場所ですが、海の中で遊んでいる人がかなり見られました。
◎ 2002年10月13日
10月始めの台風後の様子も気になり、塩分測定をしながら、行ってきました。
写真の様に前回に比べてかなりの数の貝が打ち上がっていました、 塩分濃度は運河内1.6%に対し2.3%と高い値でした。
写真で見て色の変わって見える部分が全てホトトギスガイです、
今回更に確認出来た貝は、ホンビノスガイ半片1個、カガミガイ、サルボウガイになり
ます。
打上の内容としては、今回種類数は少なかったですが前回1個しか見られなかったミドリイ
ガイが今回多く上がっていました、但し大きさは3cm程のものでした。
今回もコウロエンカワヒバリガイを探して見ましたが、これだけの打上にもかかわらず見ることは
出来ませんでした
◎ 2003年5月4日
久しぶりの訪問でしたが貝の打上はあまり有りませんでした、人が多く踏み潰されている貝も多くありまし
たがコウロエンカワヒバリガイをやっと見つける事が出来ました。
今回、新たに確認出来た貝はムギガイ(殻上部破損も新鮮)とコウロエンカワヒバリガイの2種です、ホトト
ギスガイは相変わらず多く、次にアサリ、ムラサキイガイ、ミドリイガイが多く、前回までに見られたイボニ シ、シマメノウフネガイ、マテガイは今回、確認出来ませんでした。
石積護岸では、前回に比べてマガキがびっしりとついています、そのマガキの間にムラサキイガイが、少
しで目で見た限りではコウロエンカワヒバリガイは見られませんでした。
塩分は2.0%でやや低く感じました。
2003年9月15日
2,3日前、南風が強かったので、久しぶりに行って見ました、運河の方も良くない事も有りましたので、外側
の状況も気になって、又クレハガイがいるのか、テリザクラが見られるのか、結果はゼロでした。
人は相変わらず多く、でも前回よりも少し貝は上がっていました、一番多いのはホトトギスガイで、次にアサ
リこれで殆どですが、アラムシロガイが今回多く見られました、その他ムラサキイガイ、シオフキガイ、マテガ イの壊れた半片、ヒメシラトリガイ、カガミガイ、オオノガイの幼貝、5mmほどのホンビノスガイ、壊れたムギガ イ等でしたが、今回、トリガイの幼貝の半片が打ち上がっていました。
塩分は2.6%で温排水とほぼ同様の塩分濃度でした。
貝の上がる場所は、海に向かって左側の奥の方が良く打ち上がっています。
2004年9月23日
一年ぶりに城南島へ、
ムラサキイガイとアサリの打上が多く、両種共に前回よりも殻の大きさは全体的に大きくなっていました。
ホトトギスガイはかなり減ったようです。
びっくりしたのはホンビノスガイの幼貝がかなり打ち上がっていて、わずか1年程でこれだけ変わるのかとい
う位見られました、大井埠頭でも運河の中と違って外側になります、又羽田空港も目の前で頭上を飛行機が 飛んでいる感じの場所です(ポケモンジャンボがちょうど降りて来て描いているピカチュウもはっきり見えまし た)、でも羽田沖のアサリ漁にホンビノスガイが全くと云って良いほど混ざってこないとの事で不思議に感じ ています。
今回、その他で見られたものではシマメノウフネガイ、ウスカラシオツガイ、アラムシロが良く見られました。
特に前回見られなかったシマメノウフネガイが目立っていました。
新たに見つけた貝は、レイシガイ、シマメノウフネガイ、ムシボタルの3種ですが、ムシボタルは?です、
砂地ですから棲めない事はないのですが、今まで京浜運河内でも見つかっていない、埋立土砂からの貝 でも見つかっていません、捨てられた貝の可能性も有りますし、今の東京湾奥への海水の流れも強く色々 な貝も外海の方から入って来ています。 結論はもう少し見てからになりそうです。 打上の様子、貝ラインの先端は何故かムラサキイガイが多い ホンビノスガイ幼貝 (先端部の色の変わっている部分にムラサキイガイが集中している) ムシボタルガイ
ムシボタルガイの見解についての追加です。
羽田沖のアサリ漁に現在、東京湾奥では考えられないような色々な貝が見られており、棲息していた
可能性は非常に高いとの事でした。
私も運河の中からの観察で、運河の中では考えられないような色々な種類が急増している事、又
城南島海浜公園では、運河内の様に、埋立土砂からの貝が見られない事から99%棲息したものと
見てはいます。
子供の日という事で、かなり混んでいました。 今日は貝の打上は少なく殆どみる事は出来ませんでしたが
前回、確認するのがやっとだったコウロエンカワヒバリガイが少し見られました。
ウスカラシオツガイ、アラムシロガイはかなり増えています、ホンビノスガイは前回と同じ様にまだ多く見られました。
今回、新たに確認出来たのは、キセワタガイになります。それとホンビノスとカガミガイのあいのこの様な貝が?。
カニではマメコブシガニ、チチュウカイミドリガニの打上げられた個体を見ました。
キセワタガイの生貝です、殻は軟体の中で 以前に運河の中で採集したキセワタガイの殻のみの
直接見ることは出来ません。 写真です。 非常に薄く壊れやすい殻を持っています。
ビーパルの方と取材で、城南島人工海浜公園に、予想はかなり打上があると思っていましたが
打上貝は少なく種類も限られたものでした。
北埠頭橋のミドリイガイは10cmを越える大きさのものも数上がっていましたが、こちらでは
大きくても4cmほどで数はそれ程多くもなくとの感じでした。
ただ、ホンビノスガイの1cm前後の小さな稚貝は北埠頭橋に比べてかなり多く見られました。
その他、ここで゛定着しているマテガイは3cm位の小さい個体が1個。
以前はものすごく珍しかったコウロエンカワヒバリガイが今回は良く見られました。
ヒメシラトリガイも良く見られたのですが今回は半片が2個のみ、カガミガイも少なく
多く見られたのは、ムラサキイガイ、ミドリイガイ、ウスカラシオツガイ、ホンビノスガイ
アラムシロガイ、ホトトギスガイ、アサリ程度でした。
未だ季節的に早い感じでした。
ただ運河の中で見つかって記載不明としていたミスジヨコイトカケギリが2個体打ち上がって
いました、死んで軟体は有りませんでしたが、此処の砂浜では埋立土砂からの貝はないので
此処で生息して打ち上がったものと見られ、運河の中で見られているミスジヨコイトカケギリ
は生息している貝に間違いないと思われます。
しかし、運河の中でムラサキイガイの合弁を見つかる事は非常に少なく、最近4ヶ月位見られな
いのに此処では簡単に大きい個体も見つけられる状態、運河の中と外ではかなり生息状況に差が 見られます。
2002年4月オープンから4年ですが、イトカケガイの類がまだ見られないのでイソギンチャク等の生息はかなり少ない
ない様に見られます。
砂浜の打上貝の様子 2006年3月11日
1年振りとなってしまいました、今回は連休とあって人が一杯でした。
今回、新たに追加出来た種類はツメタガイ(生貝)のみですが、キセワタ生貝、、マヒトデ生、マメコブシガニ死打 上が見られました。
今回見られなかった貝は、コウロエンカワヒバリガイ、イガイダマシ、ヒメシラトリ、マテガイが確認出来ません
でした。
ホンビノスガイの1〜2cm程の幼貝の打上は前回と変化無いように多く見られました、今は運河の中でも
このクラスの幼貝を見る事は難しくなっていますが、城南島海浜公園では打上で簡単に見つけ出す事が出来ま す。
運河の中は、今年アサリがかなり少なくなっていますが、此処では生息状況では、それ程変わっていないと
思われます。 砂浜の様子 湾奥側の外側、岩場帯が露出していました。
双眼鏡で観察した所、ムラサキイガイが大量に見られま
した。
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