京浜運河の貝 レッドデータブック  

       このレッドデータブックの分類は、今までの京浜運河での観察結果を元に
      個人的な見解から作成したものです。公的なものでは有りません
      あくまでも個人の見解で作成しております事を御了解して下さいます様
      お願い申し上げます。
        尚、遇因分布種は除いています。                             
                                      2009年4月12日 作成
     種 名  科 名
 京浜運河での
    分類
     生息状況
 
  
 1
  クレハガイ  イトカケガイ科  希少  2000年から安定して
毎年見られる様になっ 
たが年間での採集はか
なり少ない  
 
 2
ナギサノ
   シタタリ
 オカミミガイ科  限定生息 
 希少 
生息適地では生息数は
割と多いが
適地自体が少ない
生息環境が非常に限定
されるため工事等で簡
単に群生地は壊滅する
可能性が大きい
 同生息地にはクリイロ
カワザンショウも見られ
 3 ウネナシトマヤガイ  フナガタガイ科  危険  運河内での生息数は
非常に少ない
 4  ハナグモリ  ハナグモリ科  消滅?
 最近は採集例がない
5  オオノガイ  オオノガイ科  少産 干潮時に現われる様な
浅い砂泥底に生息、生
息場所は限定される
6  ウミゴマツボ(エド
ガワミズゴマツボ)
ミズゴマツボ科  危険 砂泥底に生息 かなり
少ない
7
 
カワグチツボ
カワグチツボ科  危険 砂泥底に生息 かなり
少ない
 8 ハリマセキモリガイ  イトカケガイ科  危険  産出例は少ないが
1996.1999、2005、  
  2007年と6個体を見
つけている。
9 イナザワハベガイ  イトカケガイ科  危険  採集例は5個体、
1993.2003.2004. 
2007.  2009年と見つ
かっている
 非常に見つけ難い種
なので実際にはもっと 
いるものと見られるが。
 
10 ユキミノガイ  ミノガイ科  消滅する?
2010年見られず消
滅したと見られる
 2004〜2008年 生
貝、5年連続出現
 2008年は一回の観察
で生貝72個体を
 見た事も、中央公園、
城南島等では未だ
 見られていない、北埠
頭橋のみ出現
2010年半片さえも見ら
れず多分消滅
11 ソトオリガイ

(京浜運河特有の現象
塩分濃度との関係でと
見られます)
中央公園のみ
 オキナガイ科   危険  主に中央公園に最近
出現 潮の勢いの強か
った2002年以降塩分が
濃くなってその後毎年
見られる様になったが
次第に塩分濃度が薄く
なって2008年は大幅に
減少、定着するのか 
やや不明な点も
 
12 ヒメシラトリガイ  ニッコウガイ科  危険  毎年出現するが最近
は幼貝ばかりで数も 
減少している
13  キセワタ  キセワタ科   危険  最近少し増加は見ら
れるが過去見られなか
った年も有り未だ不安
定要素も見られる
 
14  カガミガイ
(京浜運河特有の現象
塩分濃度との関係でと
見られます)
)
 マルスダレガイ科  危険 ソトオリガイと同じ現象
塩分と関係が深いもの
と見られる。

       
         番号付けは種類数の確認のためで順位では有りません。
         
    


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